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【卓球】サーブを出そう! 長い短いなどサーブをコントロールしよう

卓球で試合をしようと思ったときにサーブは必ず行います。

サーブができないと試合ができません。

サーブ・フォア・バック・ツッツキができれば試合ができます。

 

そんな試合をする際にとても重要な技術の1つのサーブについて解説していきます。

 

これから卓球を始める人はサーブを覚えましょう!

サーブを始める人・サーブについて知りたい人は参考にしていただき自分の理想のサーブができるように頑張りましょう!

 

フォアやバック・ツッツキと違いサーブを出す時にはルールがあります。

お互いが気持ちよく試合ができるよう決められたルールにのっとりサーブを出せた方が良いですよね!

 

まず、サーブを出す時のルールを説明します。

 

 

ルール①手のひらにボールを乗せて垂直に上げる

 

ルール②トスする時にボールが台から下に下げないようにする

 

ルール③16センチ以上ボールを上げる

 

ルール④台のエンドラインより外から出す

 

 

順番に詳しく説明していきます

 

ルール①手のひらにボールを乗せて垂直に上げる

 

手のひらにボールを乗せるのはそこまで難しくありませんし問題になることはほとんどありません。ポイントは垂直に上げると言うことです。

 

ボールを上げた時に体に向かってボールを上げてしまうとサーブを打つ瞬間に当たる場所が体に隠れてフォルトを取られる可能性があります。体で隠してサーブを出すことは禁止されているので相手にしっかりと見えるようにサーブを出しましょう。

 

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ルール②トスする時にボールが台から下に下げないようにする

 

これも意識して行わないと台よりも下にボールがいってしまいルール違反となってしまいます。特に小学生など背の低い選手はよく下になりがちなので注意が必要です

 

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トスするときに下がってしまう例

 

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ルール③16センチ以上ボールを上げる

 

16センチといってもどれくらい上げれば16センチなのか難しいのでとりあえずネットよりは高くトスするようにしましょう。ネットの横に立ってどれくらいトスすれば最低限大丈夫なのか確認しておくと良いでしょう。

 

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ルール④台のエンドラインより外から出す

 

台の中からサーブは出してはいけません。ただし、体はエンドラインよりも前でも大丈夫です。ボールがエンドラインよりも外にあれば問題ありません。

 

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手が中に入ってしまう良くない例

 

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この4つのルールを守ればサーブは完璧です。

もちろんオープン大会などはこのようなルールが完璧にできていなくてもフォルトを取られることはないでしょうし、いろいろ言われることもないと思います。

 

卓球選手としてこういうルールがある、こうやって出すことが正しいと覚えておくことは大事かなと思うのでサーブのルールについて説明しました。

 

 

サーブを出そう!

 

サーブには上回転、下回転、横回転、長いサーブ、短いサーブなどさまざまなサーブがあります。今回は長いサーブ、短いサーブ、低いサーブについて説明していきたいと思います。

 

①長いサーブ(ロングサーブ)

 

長いサーブを出すポイントは台のエンドラインの白線近くに第1バウンドを打つことです。これは上回転のサーブでも下回転のサーブでも同じ事が言えます。

 

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②短いサーブ(ショートサーブ)

 

短いサーブを出すポイントはロングサーブを出した時よりも第1バウンドをネットの近くに出すことです。ショートサーブに関しては上回転よりも下回転または無回転サーブの方が出しやすいです。

 

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長いサーブ・短いサーブを出すメリット

 

・長いサーブを出すメリット

 

①相手に打たすことができる

 

②自分のコートに短く返ってくることがそうそうない

 

 

①相手に打たすことができる

 

相手がツッツキなど台の中で行う技術(台上技術)が得意な場合それをされてしまうと自分が不利になります。そこで長いサーブを出せると相手に先に打たせてからプレーをしたり、強いボールを打たれないように長いサーブを出して相手が繋いできたボールを自分が強打したりと相手に打たせるという戦術がとれるようになります。

 

②自分のコートに短く返ってくることがそうそうない

 

絶対に短いボールが来ないかと言われればそんなことはありませんが、長いサーブを出せばほとんどが長いボールで返ってきます。

 

特に自分が短く返されるのが苦手な選手や上回転のラリーが得意な選手は長いサーブ主戦で戦っても良いと思います。

 

 

・短いサーブを出すメリット

 

①相手に強打されにくい

 

②自分から打つ機会が多くなる

 

 

①相手に強打されにくい

 

チキータなど台上を強打するような技術が発展してきましたが、それでもフォアドライブやバックドライブのようなすごい早さだったり回転だったりよりは確実に劣ります。

 

短いサーブを出して相手に打たれない、強打されにくいサーブから点をとれるように頑張りましょう。

 

 

②自分から打つ機会が多くなる

 

短いサーブを出すと相手は強打できないのでツッツキなどで繋いできます。そうすると長いボールで返ってくることが多いのでそれをしっかり逃さなければ自分から打つ機会が多くなります。

 

もちろん自分が出した短いサーブを短く返されると自分からはなかなか打てませんが、多くの場合は自分から打つ機会があるので短いサーブから打つパターンを練習しておきましょう

 

 

低いサーブに挑戦しよう!

 

ロングサーブもショートサーブもバウンドが高いボールは相手に強打されてしまいます。相手に強打されないように、自分のサーブから自分が攻撃できるように相手にとって嫌なサーブを出すことが大切です。

 

その中で今回は低いサーブについて解説していきます。

 

ポイントは

 

①ボールを後ろから当てるように打っているか?

 

②台に近い位置でボールを打てているか?

 

この2つとなります

 

 

①ボールの後ろを当てるように打っているか?

 

ボールの上にラケットを当てるとボールはどのようにして飛んでいくでしょうか?

おそらくこうなると思います。

 

 

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これではボールが高くなってしまい、相手が強く打たれてしまいます。

 

逆にボールに対して下からラケットを出すとどうなるでしょうか?

 

 

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力加減次第で良いサーブにもなりますし、サーブミスをする可能性もありそうです。

 

ただ、ボールの軌道的には下から上になるので上から打つほどではありませんが、ボールが高くはなりそうです。

 

 

 

ではボールの後ろから打つとどうなるでしょうか?

 

ボールが飛んでいく方向が後ろから前なのでバウンドは低くなりそうです。

 

 

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このようにボールの後ろに当てるようにサーブを出すと低いサーブが出せるようになると言えます。

 

 

②台に近い位置でボールを打てているか?

 

もう1つのポイントは台に近い位置で打てているかどうか?です。

これも低いサーブを出すために重要なことです

 

 

 

 台から遠い位置(高い位置)でボールを当てるとバウンドが高くなります。

 

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台に近い位置でボールを打つと写真のようになります。

 

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このように低いサーブを出すポイントは

 

①ボールの後ろを当てるように打っているか?

②台に近い位置でボールを打っているか?

 

となります。

 

 

今回はサーブのルール、そして長いサーブ・短いサーブ・低いサーブについて説明しました。

特にサーブのルールに関してはお互いが気持ちよく試合するために大切な事だと思うので是非覚えて下さい。